Liminal ルールブック 日本語版のレビュー

Liminal ルールブック 日本語版
Liminal ルールブック 日本語版

PLとして1セッション、遊ばせていただきました。
理解しやすいルールと判定の爽快感を、リソースを使った達成値の操作で両立させている点は見事でした。ルール記述量自体は多いので、検索の利くPDFで出して下さったのは助かります。
世界観も奥深くありながら難しすぎず、ルールブックを読んでいるだけでも楽しませてくれます。個人的にはP局という超常現象の管轄を行う警察機構の設定が気に入っております。
ここは個人の好みではありますが、戦闘はよく言えばシンプル悪く言えば地味で、「異能をバリバリ利かせて戦う!」といった感じではないような印象です(PCを特化して組めばまた違うかもしれませんが)。
また暇を見つけて、今度はGMとしても遊んでみたい所です。

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ユメノンさん

全編カラーでイラストが美しい。そして邦訳も読みやすい。実際の紙ベースなら8000円くらいするのではないか?と思います。良心的な価格設定にも感謝です。

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かずにぃさん

まず、このルールブックを読んでみて言えるのはただ一つ、この値段でこのクオリティの日本語版を買えるのは正直言って破格だということだ。
内容についてのネタバレは避けたいので、言いたいことだけ言わせてもらうが、魔術や幻想の存在が我々の直ぐ隣に居るような現実世界の現代を描いた伝奇モノtrpgというのは、(現状安価で手に入るシステムに限るが)ありそうでなかったタイトルだろう。それを導入が比較的簡単な軽量システムに落とし込み、尚且つある程度の自由なキャラメイクと多様な遊び方を提示しているのは、本国の制作者の努力が結実した傑作と呼んで差し支え無いものだ。更に、中身を彩る豊富なフルカラーイラストの数々は見て楽しく、読者に世界観をより鮮明な形で共有する手段ですらある。そう言った工夫が隅から隅まで張り巡らされた本書は、あくまで私の個人的な評価としてはこの上なく満足いくものだと言えよう。ただ一点だけ不満を敢えて呈するとするならば、オンライン上でキャラクターシートを簡単に作成したり保存、共有、出力するサービスが現状無いことが挙げられる。この現状はオンライン上でのtrpgの盛り上がりが波に乗っている昨今の状況と、電子販売限定の本作との相性的に大変よろしくなく、本作のプレイヤー人口が増えるか増えないかに直結する要素であると思われる。もしも、日本語版運営側にリソースがないのであれば、ユーザーがそう言ったサービスを始め、運営するための許可や手助けをすべきだと思う。以上の意見は実現は難しいことこの上なく、一ユーザーの方妄言に過ぎないことだが、レビューとしてのご愛嬌、と考えてお目溢ししていただければ幸いだ。

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あの煮鱒さん

まだシナリオは回してないんですが、ルルブの世界観やサンプルキャラの背景等、読んでいるだけで非常に面白かったです。自分はこういった世界観が好きなので買って非常に良かったと思うし、他のTRPGをやるにも応用する事が出来る物だと思うので、他の人、特にKPにはオススメ出来る商品だと思います。ただルール自体、シナリオを作るのが難しそうなシステムだと思うので初心者には少しオススメ度は下がると思い星4としました。

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通りすがりのKPさん